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★更新情報(2018/11/01)

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Steam/Switch/3DSへのリリース

ということで、こういった所へ登録&リリース&保守する話をここにまとめていく。
🦐も別にやったことないので、伝聞やらなんやらが中心。
そんな雰囲気かーくらいの感覚で読んでNE!

新情報あったらまた更新する予定。
🦐も出したい…

※なるべく、実際に行動した結果か、聞いただけの話かを【】で表記する。
最後は直接聞いた方が早い。

■用語

・PF:プラットフォーム

リリースする媒体。引いてはプレイする本体までを指す。
 サービスPFではSteam/Nintendoであり、物理PFはPC/Switch/3DSという分け方になる。

・パブリッシャ

PFへの展開、宣伝、リリースノートの展開、…など、販売に関する細々とした作業を受け持つ部署、あるいは企業。
 開発が、自分でその作業をすることもあるが、はっきり言ってしんどい。当然売り上げからパブリッシャに何割かは払うが、その価値は十二分にある。
 逆に言えば、売り上げが見込めないと応じてくれないかも知れない。そこはまあしょうがない。


■概要・結論

・誰でも出来る

作品があれば出せる。誰でもどんなクソゲーでも登録「申請」できる!(出品出来るとは言っていない)
ただし、一人でやるのは大変。それを手伝うのがパブリッシャや各種窓口となる。

あとはサービスPFによっては通すのがしんどい場合もある(Nとか)…が、これも近年軟化傾向にある。(それについても述べる)

・Steamもエロ行ける

条件を満たせば、そのまま出すことも可能。
これも最近の軟化によるところが大きい。


■手続き方式(共通)

パブリッシャーを通す

一番確実なのはこれ。
PLAYSIMなど国内パブリッシャなどもあるので、まずは作品登録するなどして見せて、他PFへの展望があれば問い合わせしていく。

○話を通しやすい
Nなど、既に出したことのあるパブリッシャなら、話も通しやすい。【体験談】
(🐖が死んじゃうゲームなど、個人でも出せると思うが…)


○面倒なことを大抵やってもらえる
国内ならCERO申請。海外ならローカライズや窓口対応など、かなり楽になる。
もちろん宣伝や広報も。

特に窓口対応は緩衝材が無いとかなり疲弊する。

×制限が多い
当然ながら売れなければ困る。
また銀行融資の関係で、エログロナンセンス系は肩身が狭くなる(というより、銀行融資は絶望的と思った方が良い)【体験談】

×人脈が命
当然ながら人とやりとりすることが多くなる。

×売り上げは部分的になる
これはしょうがない。その価値があるからこの選択をすることが多い。

個人で登録する

要するにパブリッシャがしていることを自分でする。
・エログロナンセンスでもいいので出したい
・経験のために自分で色々やってみたい
などの理由があれば、止める理由はない。

○自由に作品を作成出来る
どんなクソゲーでもOK

○利益は全部自分
ぶっちゃけ自分でやる雑務にその価値があるかは分からないが、とにかく全額自分のモノ。

○人とあまり話さなくていい
まあそういう場合もあるよね。

×雑務に追われる
ぶっちゃけこれが全ての問題点。
窓口対応も必要になる

×リスクマネジメントなども自分で
コレに限らないが、自分一人でとなると不安もある。

・Valve/SteamのGreenlightに応募する(終了)

もう無くなったが、ここに1万円出して登録し、投票を集めるというのが必要だった。

投票+「内部判断」により出展が確定する(投票が集まったのに出ないもの、短い期間で出展がきまったものもある)
…というプロセスを踏んでいた。
(記録のため記載)

登録料$100≒1万円が必要だが、全額チャリティーに寄付していた模様。
登録料が0円だったときはそれはもう酷かったが、それもまた面白かった。

ちなみにGreenlightとは「青信号」のことらしい。

Valve/Steam Direct

ここから登録申請する。
1作品ごとに$100≒1万円必要だが、売上高に応じて還元される。大体$1,000≒10万円で戻る感じか。
Greenlightと違って、投票を必要としない。$100出せば(かつ、ValveがOKを出せば)出展できる。

登録後各種情報を記入していく。一応日本語だが、翻訳が怪しいので「どっちとも取れる選択肢」に迷うと思う(「いいえ」と「設定しない」みたいな)【体験談】

また、米国籍のような設定をしてしまうと50%の所得税が掛かってくるので注意【体験談】
具体的な記入項目は聞いてないので、やるときにでもまとめてみる。

Nintendo Developer Portal

基本的にここを経由する。
開発機材を購入して作品を登録申請。
その後はN社との直接のやりとりになると思われる。【予想】

ちなみにSwitchは未整備とのこと。
3DSはあまり実績を聞かないので分からない。

じゃあなんでSwitchインディーが既に出ているかというと、パブリッシャは直接N社と交渉しているためである。

というわけで、Switchのポータル整備を待つ状況となる。

■疑問点の検証(それぞれ)

Q.気にすべき点は?(Steam)

販売登録において、PVやスクショ、説明分は非常に重要。見て10秒~3分で良さが伝わらないと厳しい(Greenlightも票が集まらない)
Nはそもそもゲーム内容についてOKもらわないと先に進まないので、そこは有る意味安心。

Q.エログロナンセンスは出せるのか(Steam)

グロやナンセンス系は既に出てるので、問題なし。
問題はエロであり、既に実体験とその回答が知られている。
エロもちんちんなどのナンセンス系は問題なしのようだ

大体上記スライドに載ってるので省略するが、まとめると下記となる。

R18設定は必須(年齢チェックページが挟まれる)

直接的な表現はスクショやPVなど全てNG。
 胸を揉む、本番、ディープキス…などの軽い表現でもリジェクトの可能性アリ
 →グレーな作品も出てきており、ここは流動的。
  だが、「利用者の目に簡易に触れるようではマズイ」というのが公式見解【問い合わせ伝聞】だったので、PV/SSに気を遣って損は無い。

作品内容ががちエロでも問題なし
 今まではエロや無修正パッチなどを配布して対応していたが、上記スライドを見る限りこれも流動的と思われる。

・グローバルの問題は全部NG(かぎ十字、人種差別、その他)
 →これも「作品内部でのみ」ある場合は見過ごされることはままある。…が、有名になれば問題になることもあると思われる。

・法律は現地国家に委ねられる
 →これは別の問い合わせの答えであり、Valve自体に裁く権限がなく、訴えられたり検察などから指摘があれば保護は期待出来ないという意味。
 Valveは制作者の弁護士では無いので。
 あくまでグローバル基準での最低限のチェックをしているにすぎない。

何度も書いているが、本件かなり流動的でアリ、今後緩くなったり厳しくなったりする可能性はある。
しばらくは安定してそのまま登録出来そうだ。

・日本語だけでも登録可能/海外パブリッシャを噛まさなくてもいい
 コレはまあその通りで、あとはそれを海外ユーザがなんというか次第か。

ちなみにSwitch/3DSは直接的なエロは厳しいと思われる。(特に3DS)
ナンセンス系は3DSでも有ったので(🐖ちゃん)、表現の仕方次第か。
公式のアレやコレもよく見ると性癖がゆがみそうな内容が多いので、そういう方向性もあり。

ただし、不可能だとは思わない。(表現次第というのもあるし、流動的なのもある)
もちろん現状のエロRPG系統は難しいと思うが。

Q.資金について(共通)

当然自分で用意する必要はある。
上記以外ではCERO審査料が必要となる。Steamは海外PFのためCEROは不要。(CEROやPEGGYも、結局は自主規制の類)
高くは無いが、安くもなく作品毎必要となる(年間パスもあるが、個人でやるには無駄が多い)

資金集めは人による。貯金で賄う、Patreonで集める、KickStarter、パブリッシャに担保してもらう…など。
銀行融資は真っ当な方法だが、エロ系は厳しいので、あきらめろん。【体験談】


Q.門戸の狭さについて(それぞれ)

登録自体はSteamがガバガバと言える。普通のエロゲームも最近急速に増えつつある。

英語は登録時の他、バグ対応や要望などの連絡を受けたときの受け答えに必要。

パブリッシャに頼む場合はそちらとのやりとりも必要。当然(真の意味での)コミュニケーション能力も必要となる。


一方で、N社は難し「かった」

最近は、一般向けであれば、登録に積極的な姿勢がある【伝聞】

ただし、内部も上層を中心に保守的と思われるので、Valveほど自由でないのはしょうがない。

パブリッシャと繋がりを持てるのなら、そちらにお任せする方が楽であり、確実と思われる。


何度も書いたとおり、この状況は変化しつつあり、やや軟化に向かっている。
いきなり本登録出来るかというと難しいが、今回書いた範囲内であれば既に実行した実績を見ている。

■まとめ

・ある程度自信があるものはパブリッシャにお願いする方が良い

たとえ小規模でも、言語や各種手続きで手が回らなくなるよりは、お任せして開発に専念するのが理想。
あと物理PF系は特に人脈が重要になるため、その橋渡しがあるのは心強い。

・好きなモノを小規模に出す場合は個人で出すのも手としてはアリ

パブリッシャ形式はどうしてもコミュニケーションが必須になる、エログロ系は出せない…などの問題が起こりがちなので、そういったものから外れている場合は個人出展も「最近は」可能な範囲になってきた。

例:Ninja Smasher!:会社名があるが、個人事業主なのでほぼ実質個人

事業申請してなくても大丈夫だった気がするが、そこは実証されるまでは保留としておく。


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