最新情報(固定記事)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
開発中!
★トラブルトラベル(トラトラ)
呪いを解くため旅立つ、オフィーリアの一人旅ARPG!
★アーティファクトクライシス(アークラ)
えびげんさん(エヴァ)がアーティファクト研究所で起きた事件を追う…?
コントラ風STG-ACT!

製作の最新情報はCi-enにて!

発売中!
・キャッスルえびる登録情報ページ
・スーサイダー登録情報ページ
・スペルマスター登録情報
・パツィーノの幸せの鳥登録情報
・ミナーヴァ登録情報

ダンジョンオブエロチックマスター発売中!(プログラム担当)
------------------------------------------------------------
★更新情報(2018/11/01)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

2019年5月18日土曜日

オブリビオン感想

無限にキャベツが生成される方ではない

また映画見たので、コチラも主観で感想を書いていく。
ネタバレだし知ってしまうと内容丸わかりなので、未視聴者はアマプラなりで見ましょう。
ケムリクサも見られるから。



■どんな映画?

・概要

トムなクルゥーズがエイリアンに破壊された地球でドローン修理をしている。

ある日墜落した宇宙船から女性を見つけるが、エイリアン?に襲われて連れ去られてしまう…

ところで美女が美女がってプライムの概要に書いてあるけど、登場人物全員美女やんけ!ってなった

・ジャンル/特徴

完全未来SF。
登場人物も主要かつサブプロット持ちはごくわずかで、"ミニマム"な構成となっている。
(""を付けたのは、内容を紐解くと余計にそう言えることから。)

投げっぱなしな伏線はほぼ無く、行動や現象ほぼ全てに帰結が用意されている。
かなり理論的にくみ上げられた作品の一つと言える。

■前提

・先入観

どんでん返しは散々煽りで言われていたのと、予告で現れたのが人間だと分かっていたので、なんとなく黒幕ってイメージは母船側に感じていた。

何故水なのかみたいなツッコミも見掛けたが、作中それを気にする事は無かった。

(あと、水は宇宙において貴重だし、エネルギー変換や侵食力などかなり異質かつ強力な存在という認識なので、それを取得しまくってても違和感は感じなかった)

■本編感想

・捕まるまで

メンテとはいえ、エイリアン?が徘徊する地球で一人で作業ってどうなの?
…と思っていたが、あとから結末知って納得。そりゃ一人で十分だわ…

濡れ場はまあ普通に。
(あの二人って子供出来る可能性有るんだろうか?)

予想通り落っこちて、あーもう捕まるのかー、早いナーと思ったらドローンくん活躍。
(もちろん見終わった後で考えると気持ち変わるけど)

いちいち昔の記憶思い出したり、それにこだわっているせいで足引っ張っててモヤったが、後から思うとこれも重要な要素だった。

落下した宇宙船から女性救出。
ドローンから守るわけだが、あとあとから考えたら、ジャックごと撃っちゃえば結末は変わってたなぁと思った。
(これはそうした方がどうこうって話ではなく、これが最後の母船側の敗北を産んだため)

ジャックが「ただのマシンだ」って言ったことに繋がるので、本当無駄がないなとは思った。

そして捕まる[ここSKYRIMオープニング]

・塔からの脱出まで

捕まって連れて行かれて真実を聞かされる。
視聴者としても最初は半信半疑だったが、戻ったときの流れが完全に消去の流れで納得の流れに。
「なんとなくおかしい」の見せ方の曲線が上手く、ジャックと一体になってドキワク出来た。

実際の所、情報の開示のスピードが自然に作られていて、視聴者はジャックと一体になって行動を決断している気分になれた。

ジャックが次はこうするだろうと思えるし、ジャックも実際そう行動する。
ただ、結果どうなるか候補は思いつくものの、どうなるかは分からない…が、数分後には回答がある。

「予想は簡単だが、確信は難しい」というのは最近🦐も思っている絶妙に良いバランスであり、次の展開をハラハラしながら見られる。

確信が簡単では退屈だし、予想が困難では何も分からない。


・ドローン強襲まで

レジスタンスの所へ行くわけだが、ここでまさかの人物と接触。
この事件で一気に核心に近づくし、一部の疑問が一気に解決した。

三幕構成で言えば2幕の中盤、1つのクライマックスと言ったところ。

結局地球を分割して、互いに接触する境界は汚染区域としたわけだ。
放射能汚染も恐らく大したことない。

…というように、散りばめられた要素は全て説明が付く構成になっており、要素に一切の無駄がない。
一種のミステリ小説のような完全性を感じた。

さあ最後の闘いだ…という直前でドローン強襲。2幕最後の逆境と言う奴。

扉を開けていたせいで…とも言えるが、2幕の逆境と思うと、何故か納得値が上がってしまった。
脚本学として見てしまった節はあるかも知れない。

・最後

最後レジスタンスのおっちゃんが出て来てビックリしたが、嘘発見器で間違っては居ないことを言ったとこは良かった。

AIくんも何かしら最後あがくなり戸惑ったりしてくれても良かったなぁと思った。


■個別感想

・ドローン

心強い味方…と見せかけて強敵!
"意思が微妙に疎通出来たり出来なかったりな存在"とのやりとりは好き。
デザインや戦闘パターンも素晴らしく、主な戦闘がコイツとだけとは言え満足できた。

当たればアーマーごと木っ端微塵なので、地球が全敗北してるのも納得な話。
その割に背後からのスナイプ一発で全停止してるのはまあしょうがないか…感はあった。

・ヴィカ

なんか記憶の中の女性と違うし…とかから、わりと序盤から一方向的なモノは感じてたが、やはり横恋慕だった。
面白いのはコピーしたAIが、その部分を継承させたところか。
その方が仕事の効率が良い、という判断だろうけどね。

・テット

本部のAI的不気味さはあったが、それ以外の感情は見られなかったように思う。
個人的な欲求のないのがAIだからまあそれが自然ではあるけど、もっとリアクション欲しかったかな。
インデペンデンスデイやバトルシップの最後も爽快だった。

・レジスタンス

長は簡単に命捨てすぎとも思ったが、船の船長は最後に避難するみたいな意気込みかも知れない。
フライトレコーダでジャックがそうしてたのとの対比にもなってる。
(要するに自己犠牲)

No.2の人もいけ好かないNo.2みたいな描写だったが、そこをネチらずにあっさりと仲間として描いたのは良かった。
腕も良いし頼れる相棒。

・ラスト
縛ったNo.52が居なくなってたので、ある程度予想は出来てた。
最新の記憶は無いとは言え、説得できたと言うことは思いだした可能性も高い。
見る人によってはスッキリはしないかも知れないが、オリジナル、No.49、No.52三人の思い出は混ざり合ってジュリアの中に生き続けるだろう。

■総評

・Pros/Cons

良い点:
○全てがコンパクトにまとまったミステリ的名作
 導線やプロットが全て無駄なく繋がっていくのは理論的爽快。
 登場人物が少ないのもあり、恐らく見た人全てが内容を把握して噛み砕くことが出来ると思われる。
 それでいて内容や見せたいものはしっかりしており、進行やプロットに対してモヤモヤしたり変に引っかかったりは少なかった。(というかほぼ無かった)

○洗練されたデザイン、壮大な風景
 テット、ドローン、プレーン、タワー、いずれも素晴らしいデザインで、見て居たくなる造形をしている。
 同時にドローンは近くで見ると厳つく、恐ろしさも高まる。
 テットの母船もシンプルながら違和感を感じず、安っぽさも全く無い。
 (この感覚は映画"メッセージ"の宇宙船にも言える)

○無駄の無いイベント
 とってつけたような戦闘やいざこざも無く、なおかつ不足する描写も無い。
 こういった名作によく見られる「過不足の無さ」はとても好き。

微妙な点:
△物語的壮大さ
 敵味方双方の世界の広さについては特に語られない。
 スターウォーズのような広がり方を期待する人には少し物足りないかも知れない

△?人間的葛藤や逡巡が少ない
 これは良い点でもあるが、主人公の欠落が記憶や過去という事象に偏っているため、人間的に欠落した部分がまったく無い。
 なぜなら主人公のオリジナルは完全無欠の天才秀才であるため、判断も全部的確というのがある。
 そのため、真実を知って巨悪/黒幕を倒すまで一直線に駆け抜けることになる。
 妻との思い出も特に迷うこと無く取り戻した。
 (決断が必要な場面は幾つもあるが、人間的欠陥を乗り越える部分はないということ)
 そういったものを乗り越える姿が見たいと言う人にはスムーズすぎるという感想は出るかも知れない。

△改造ドローン…
 せっかく改造成功したのに壊されちゃった…改造ドローンが敵ドローンと戦う姿一瞬でもあれば良かったかなと思った。
 結果やられれば話は続行出来るし。

・メッセージ性

-郷愁に対する肯定
 最新・効率に身を委ねていると郷愁する行為は無駄に見える(序盤の描写)
 しかし、歴史を紐解くことで、本来の姿に気づくことが出来る
 

・全体の感想

コンパクトと繰り返しているが、過不足が無いと言う意味でアリ、上映中全ての部分に無駄が存在しない映画と言える。

クローン対峙の表現もあっさりで、クローン固有の苦悩もそこまで描いていない(なぜならそれは描きたいテーマからは離れてしまうだろうから)

視聴者にとっても、なんとなく持っていた違和感が自動的に着地出来、むしろ腑に落ちた感覚のまま次を追うことが出来た。

視聴者も幾つか予想を持っており、その答え合わせを毎シーン行っているというのを上手くコントロールされている映画だと感じた。


理論的完璧性を極めると、話の広がりがミニマムになるというのはシーソーゲームのようなものかも知れない
というより、映画の124分で全て納得させるにはこれがベストだとも思った。

ただ、いずれは完璧性を持ちつつも、世界の広がりを意識してくれる作品もいずれ出てくるのではないだろうか、という期待も持ちつつ、感想を終える。

おしまい




0 件のコメント:

コメントを投稿