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2017年6月28日水曜日

おま国問題について

なんだか今日その話で盛り上がってたので、整理してみる。
この問題は結構デリケートなので、ちゃんと前提見てから読んでね!

■前提


・🦐は企業の中見たことないので、実情は知らない。書いてあっても大体は伝聞や予想。問題になるのはそれを根拠にすることなので、予想や伝聞は極力根拠にはしていない。
 そういうつもりで読んでNE!

・言語の壁:言語が違うと、クレームは送られづらい。そのため昔の海外企業へはクレームを出してもぞんざいな態度を取られた(と思った)記事などがままあった。
 現在は現地支社とその日本人社員が対応してるので事情も変わっている。

 こういう話で海外はどう、日本はどう、というのは性急といえる。英語のクレームも単純計算でものの比ではないくらい日本より多いし、英語だとそのひどさが分かりづらいと言うのもある。
 「日本のクレームがキツイ」というのも概ね同意するが、少し引っかかりもある(後述)

・決定権:クレーム対応は末端社員。意思決定は上部。

・おま国:一遍に話すと混乱するので、ちゃんと分ける
 a.日本だけ高い
 b.国産なのに日本語データが削除されている
 c.販売されない
 d.日本だけ言語パックが別売り
  ※更に言うと、[1]海外製品か[2]国産かでも異なる。
  →[1]海外製品なのでbは関係無いとして、dはローカライズ会社(兼パブリッシャ)との兼ね合いもある。

・極論を言えば全て当てはまらない事例もある。あくまで傾向論。

・企業側にもユーザ側にも主義主張があってしかるべき。
 企業は考えがあって全ての決定をしている。ユーザも考えがあって主張している。
 クレームは「考え」の一つでしかないので、全てに対応するのは容易ではない。(というかパワー的に無理)
 本記事は「違和感」「モヤモヤ」についてのみ述べる。企業の決定云々は社内で帰結しないのが厄介。

・「クレーム」や「評価点」の事情
 「日本のクレームはキツイ」という話、概ね同意するが、外資系との評価方法の違いには言及しておきたい。

 →まず、同じ言語と外国語では、言われたときのダメージは違う。外資系でも、現地窓口は日本人なので、言われたらヒエーとはなる。
 これが英語だと、初見のダメージは低いのであまり怖くない。
 また、海外相手では大体NOならNOと言えばいい(というか、NOなら曖昧にしてはいけない)のが普通なので、実はドライに対応しやすい。
 対応してるのは同じ日本人であり、意思決定は海外なのも考慮に入れたい。



 →評価点については、☆1とその理由がアレって話があるが、Steamも似たり寄ったりデス。(動かないから低評価なんてよくある)
  ただ、海外と違うのは「日本人は普通だった場合10中5を付ける」ところは気になる。
  外資系では普通という判定なら10を付けるのが普通とのことで、9以下は査定に響いてそのままクビを切られる世界になっている。

  【予想】
  なので、受け取ったときに5だったのを「ダメだったんだ」と捉えられると、そういう評価に行き着くと思われる。
  【感想】
  ちなみにこの評価の厳しさは日本の正確な仕事っぷりに繋がったと思われるが、それも余裕のあった高度成長期だから出来たことであり、昨今のギリギリ状態では毒になり得るんじゃないかなぁ…と思った。 

■問題点

結論と詳細は後述。

[A]なぜおま国されるのか


[B]なぜこの問題が過熱しているのか


[C]どうすれば解決できるか

おま国自体は辞められないかも知れないが、ある程度納得させても良いんじゃないの?とは思う。

[D]おま国の影響

おま国はダメージになり得るか。短期長期それぞれで考える。

[E]R18ゲームでの話

この話もちらっと見たので書いてみる。
こちらはぶっちゃけ個人が配信しているため、事情もかなり変わってくる。

打てば響くどころか死ぬので、それなりに大事にしてネ💞

■概要、結論

先に本記事での結論を述べる。(問題の結論ではない)

[A]それぞれに事情がある(子細は後述)。

結局はその事情に納得出来るかだけ。
問題になってるのはその理由が歪曲的で納得しづらいため。

重要なポイントとして、理由が多岐にわたっており、あっちを引っ込めればこっちが引っ張られるというように延々と絡まるので、しっかり分けるのがポイント。


問題点a,b,c,...に対して、理由がa1,b1,c1,...とあるのに、a1だからbとしているでは答えになっていない。
(例:日本では売れないから日本語を削除している←???)
日本語削除も工数0じゃないのでおかしい…みたいな。

[B]誰も真実を知らないため

知ったことによるリスクを気にしてるのか、事情を説明する人は居ない。
その上でおま国は事実として発現しているため、疑心暗鬼になっている。

そして理由は企業や製品毎に異なる。
とある企業ではこうしているが、他はどうか分からない(積極的に日本語含めて売っている企業もある:日本一、フロムなど)
 ↑の[A]でも述べたが、答えが答えになっていないのが一番のバズりどころだと思う。


[C]ある程度伏せるとしても、せめて「ファン」が納得するような回答は欲しい。

「売れない」も理由としてあり得るが、答えが答えになってるかは別問題。
売れないならなんで海外に売ってるのか?などが回答されてない。

(声優の権限の話も有ったが、リリースしている他製品とつじつまが合わない。それは他製品側が諦めているのか、努力しているのか。それも分からない)

ぶっちゃけクレームを全部聞き入れても売れるわけじゃないので、ファンが望んでいることをちゃんと選別出来るかも企業側にとって重要
(サポートコストは企業体力を越えてまで聞き入れたらそりゃ疲弊するし)

[D]影響力

影響はある、ない、小さい、大きいで喧々囂々であり、マーケや市場調査のプロでもないので🦐も断言はできない。(データも不十分)
ただし、受け手を分類してどう思うかくらいは書けるかなぁと。

アンチテーゼとして、「日本語をわざわざ対応させた海外企業」についても「おまけ」で触れる。


[E]「高いと売れないからSteamでは$1にしている」という可能性は有りうる。

個人的にはエロも付加価値の一つなので、同じ値段で売っても良いんじゃないのと思うが、個々人の主張なので他人(🦐)が言及出来る話でもない。


---
とりあえず[A]~[B]全体的に言えることは「いずれわかろう…」


■詳細


[A]なぜおま国されるのか

とだけ書いても分からないので、分ける

a.日本だけ高い

一つずつ整理して、国外事情を排除していく。
・物価や為替の影響は無いか

海外の物価と整合を取るため(という企業側の考え)
これは全く同じ形式で、適正価格の製品が出たときに反証とできる。

微妙に形態が違うことがあるので、分けるべき。


・定価や割引の考えは無いか
Steamでは数ヶ月でAAA最新作が値引きされたり、インディーなどでも割引が当たり前の世界。
売れっ子以外は厳しい状態で有り、多少異常な空間だとは思う。
(ユーザ的には嬉しいが。)

逆に言えば日本では1年くらいはほぼ定価だし、数年経ってもあまり値引きされないこともある(むやみな原価割れ値引きは、法律的にもNG)

その延長で設定している可能性も不自然ではない

数年経っているのに定価で登録というのはSteam的には違和感があるが、国内DL販売もほぼ定価なので考えがSteamと違うのはかなりあると思われる。

重要なのは企業が値段を決定しているため、そこには何らかの決定要因があるということ。
外部内部両方の要因を全て洗い出さないと、確かなことは言えない。

(大体言われるのは外部から見える部分だけの傾向に過ぎない)


・各種の説
内部事情を知らないので、あくまで参考として掲載する。

→他のPFで売りたいので、Steamで売れすぎるのは困る説
 →CODシリーズ:EAのOriginで売りたい
 →日本製品:物理ゲーム機が売れるようにしたい…という話を聞き入れて…?

→市場として小さい。利益率が悪い説
 →小売りが噛むレイヤー数は同じなので、極端な中抜きでもされなければ問題となり得ない
 →Steamにおける日本市場は確かにごく小さい(約1%)が、海外企業が日本語対応していることの反証になってない


・まとめて思った事
大体は利権問題が怪しいけど、それ以外の微妙なものは習慣の違いなのでは?
結局、どんな理由でも納得すればいいんだけど、納得しづらい(回答が回答になってない)のが騒がれる原因

価格については習慣、市場、思惑が入り乱れていて結論付けづらい。

b.国産なのに日本語データが削除されている

これはさっぱり意味が分からない。
適切な回答を見たことがない。

某会社がツイッターで「売れないから」と言っていたり、「サポートコストが割に合わない」からという話が出ていたが、「わざわざコストをかけて削っている」ということの理由になっていない。

これは幾つか説が出ているのでそれに留めておく。

→声優権利問題:
 →海外に持ち出す際に声優の権利を守るのにうんたらかんたら
  これは他の日本語音声対応製品に対する反証になっていない。

  そもそも海外製品はどうなんだという話になるが、海外で事情が違う可能性もあるので(あるいは織り込み済みの可能性もあるので)海外についてはそっとしておく。


→マルチバイト対応問題:
 →マルチバイト対応に骨が折れるのは、洋ゲー界隈では有名。
  しかしマルチバイト対応済みならアルファベット(シングルバイト)は問題にならない
  FC/SFC時代は画像レベルで対応が必要だし、差し替えじゃないと無理という場合も技術的にはありうる。
  しかし、それならそうと言えば良いし、現にFallout4ではそのこと(マルチバイト対応のため送れている)を公式で述べている。

  言語対応についてプログラマ視点で言えば、
  「多言語対応は非常に大変」であると言えるが、同時に
  「元々あった言語を外す場合は何らかの理由がある」としか言えない。
  それは技術的な理由かも知れないが、「わざわざ外す」のような「さっき掘った穴を埋める」なんてことは、よほどの事が無いとやらない。
  技術的な問題であれば、「技術的な問題を理由とする」ことによるマイナス効果はほぼ無いと言って良い。(Fallout4の動きを見て思った。)

  とだけ書いておく。UTF8対応とか頭痛いけど、中国語韓国語や一部言語もUTF8ダヨ

・まとめてて思った事
独立した企業なんだし、なんらかの理由で会社が決めることは別にいいんだけど、理由が理由になっていない。それだけ。

言語を外すのって簡単じゃない。ちゃんと動くかフルチェックが必須。そのコストを掛ける意味はあったのか?コレガワカラナイ。

ファンとしては利権問題であっても、それはそれで納得は行くと思う(そんなこと喋ったら、企業側は誰かに怒られるかも知れないが)
そうでないとか、技術的なら言っても誰も怒らない
でもホントの所はひみつだよって言われて、なんで? ってことだと思う。
 クレームに対処するのしんどい←ワカル
なのでクレームを受けないようにSteamに出さない←(そういう理由であれば)ワカル
でも海外には売る←ナンデ?…まあどう展開するかは企業が決めることだし別にいいけど…(モヤモヤ
【予想】
日本語のクレームを受けたくない←これはこれで納得出来るけど、それならそうと言えば良いのでは…無理か
となるともう利権関係しか予想出来なくなってくる。

自分がプログラマだったら、日本語削除しろって言われたらナンデだよって反論はすると思う(社員なのでヨロコンデーせざるを得ないけど)

c.販売されない

なんでも利権とか陰謀論じみたことは言いたくないけど、これも理解出来る理由が見当たらない。
ほんとーに利権以外の理由あるの?

海外の一部地域で販売しないのは海外現地の事情の兼ね合いもあるが、大体そういう「やっちゃまずいこと」はValveが最低限ブロックしてる(かぎ十字とか)

d.日本だけ言語パックが別売り 

これは回収率などから、別売りの決断に踏み切ったというのが一番納得出来る線(これも予想でしかないが。)。

上で書いたとおりマルチバイト対応は骨が折れる。
中国韓国の対応はその地での売り上げがどれくらいかによる(ペイ出来るなら無料で言語対応するのもあり得る)

とりあえず難しいといいつつ対応してくれたベセスダさんには感謝(Skyrimはバージョンの問題で最新のSKSEが使えなかったが、Fallout4はそれも解決された)


[B]なぜこの問題が過熱しているのか

問題は例のごとくだが、「過熱している」理由はその不透明さにある。

・内情が秘密にされすぎている

秘密にしたい気持ちも分からないでもないけどネ…。
別に困らない話なら良いけど、買えないからね…
Shut up, and take my money.ってやつ

→ってことは利権問題だな!?
って一部で疑ってる。疑心暗鬼


・回答が回答になっていない

これは回答する方も聞く方も気を付ける話だが、aについて聞いてるのにbを理由にされても理解出来ない。

というかどんな理由でも良いんだけど、はぐらかされてるのがもやってる原因であって、理由自体は問題じゃ無いと(個人的には)思う。

[C]どうすれば解決できるか

おま国自体は辞められないかも知れないが、ある程度納得させても良いんじゃないの?とは思う。

・各問題点に分けて理由を説明する
これが一番だけど、利権からんだら無理でしょうね。

・ねとらぼやNetGeekあたりが取材する
名前や企業は伏せて、内情や決定理由をちらっと話せば理解は進む(納得するかはともかく)

結局不明点が多すぎるのが問題点だと思う。
どういう理由だろうと、明示されれば大体のファンは支持すると思うけどね…。


モヤモヤの解決しない企業が海外にもある?
まあそうだけど、あれは理由が分かりやすい物多いから…(主にコストによるリジェクト)


[D]おま国の影響

「クレーマーや文句言っているのはゲーム買ってないから、対応しても意味が無い」
というのは極論であり危険な文言と思われる。
(文句言ってるのがファンだった場合は?ごまかしてるのを見た将来購入するかも知れない一般人は?)

極論は分かりやすいが、現実は傾向や割合、度合い、確率で成り立っている。


逆に、ファンの気分を害したら終わるのかというとそうでもない。
 というのは、売れるかどうかはゲームとして良いかどうか、宣伝が良かったか、多くの人の関心を引けたか、話題になったか…など総合的な要因の帰結でしかないためである。
(これを見誤って、あれがこうだから売れたし、コレもこうすれば売れると決めつけてしまうと、ダメだったときに精神的にキツイ)

なので、言うとすれば…
・市場や経済的な影響力は断言出来ない
・ファンの感情にもやが掛かる(掛かっている)のは事実
にきっぱり分けて考えた方が良い。

モヤはどう影響するか分からない。
買うのを辞める人、いやだなぁと思いつつ買う人、何とも思わない人、色々。
それは個人の問題だが、もやもやが掛かってるのだけは断言出来る(なぜなら🦐もモヤっとはしてる)

そして個人の心にモヤモヤがかかるのは個人的問題なので、正しい正しくないではない。
「ただモヤモヤする!」そんだけ。

これが今後どうなるかは分からん。CODだっておま国→おま値だったけど、セールで買っちゃったし。

[E]R18ゲームでの話

SteamでDLR18ゲームが売られるようになってきて、ちょっと気にしてたことがやっぱり起こった模様。

すなわち、「Staemで安いのにDLの方で高いのはおま国では」問題。

これは販売者が個人なので、かなり分かりやすく、かつブレやすい話と思われる。

理由としては下記あたりか。(当人に直接聞けば早いが、『なんとなく』も可能性としてはある。エロに限って言えば、ベストなデファクトスタンダードという基準は無いです。パブリッシャの間では何かあるかも?

・Steamの価格帯に合わせた?
 →エロを付加価値と見ない場合のゲーム部分のボリュームで判断した?
  (ぶっちゃけ価格が崩壊してるので、無限に遊べて500円みたいな良ゲーがゴロゴロしている)
※6/29:ここに書いた判断基準は予想でしかないので、ぼかしました。

 →$1くらいじゃないとSteamでは売れないと思った?

ぶっちゃけDLの素晴らしいボリューミーなR18ゲームが1400円な時点で、かなり安いと個人的に思ってるので、そこから更にエロを除外して計算したらこうなるのかなぁ…?

エロも付加価値だと個人的には思うけど、それを値段に入れるか(DLと同じ値段にするか)は作者次第デス。



理由は「本人の思惑」以外何物でもないデスね。

それが良いか悪いかは分からないが、売れるかや、利益率がどうかは結果見てフーンってなるしかない。

※6/29追記
下記の通り指摘を頂きました。
追記と共に補足します。


あと、特にクレームがささやかれたわけではないです。「これもR18版おま国なのか…?」といったような疑問を見掛けた程度です。

・価格にはエロ要素の部分は含まれている
→パッチあるいはパッチなしでエロ要素にアクセスできるため、値段はエロありでの話になります。
しかしそれならば余計になぜ安値に…?となりますが、意思決定はどこでどうやっているかの話になるため、結論は出せなさそうです。(何が正解かは当人も予想で立てている可能性は有りそう)

→記事の文章は「エロがあってさえ、DLと同じ 値段になっていない」という意味で書いてました。


・意思決定はパブリッシャによるところも大きい
→記事はパブリッシャを個人開発者本人がやる話で書きましたが、今出ているものはパブリッシャが対応しているものがほとんどです。
 値段決定に際して、作者とも協議しているかも知れませんが、実際に登録するパブリッシャが決定してる可能性は高いと思われます。

→市場がでかいので、値段が安くてもペイ出来るという判断の可能性もあります。


余談ですが、こちらについて
→胸はパッチ無しでも無修正でした
→PV/SSは見たとおり健全
→性器(というか下腹部)は大きく兎の人形の絵で隠されていました。
→いずれもこっそり配布されているパッチでDL版と同じになるようです。


修正についての新情報としては下記程度といったところ。
・パッチ前提で販売は従来通り可能。
・かなり修正が要るが、ある程度お色気シーンを出すことは可能
 (前貼ったリンクのスライドにもあったように、しっかりValveがチェックしています。光や大きな修正は確実に必要)
 →つまり、エッチなシーンを一切カットして出さなくても、修正込みである程度見せることは出来る


ここら辺まだ情報が少ないので、何かあれば随時修正します。

■おわりに


りあえず、ファン(ユーザ層における、「製造元単位で良さを判断している層」)は製品、及びその製作会社にとっての子供みたいなもので、製造元は親か何かのように見ている。

親がつっけんどんなのも困るが、製品をリリースしてくれるなら別にそれでもいいかなとは思う。

クレーム全てに対応しようとして「疲弊」してるのは、さすがにあまり見たくない(個人的には)

クレームや要望には毅然とした態度で決断する(良いことなら採用し、無理なら理由を説明する)…そんな親には憧れる。



済効果については、結果を見てなるほどと思うしかない。
本件のことがソフト売り上げにどう繋がるかの因果関係を話すにはデータが少ないと思った。(関係あるかないかに関わらず)

売れるかどうかは、内容の面白さ含めて多種多様な要因が絡むので、予想は無理というのが感想。面白ければ英語でもやるし…


由に釈然としないものがあると、モヤるのは事実。


そのモヤモヤが市場に影響するかというと「影響はあるがその程度のほどは不明」というのが🦐が言える範囲の結論。

ただし、長期化するとどうなるのかは気になるため、「微弱な毒」くらいの感想。

フロムや日本一、スクエニのように反証があるというのが、モヤモヤに拍車かけてる。


とりあえず議論するには議題が絡みすぎているので、ちゃんと分けて考えた方が良さそう。


■おまけ:海外の日本語対応

ここ数年で急激に日本語対応が増えている。(10年以上前と比べれば、相対的に。)

非常に喜ばしいが、不思議でもある(世界に対するSteam売り上げは1%なはずでは?)ので、可能性を挙げてみる。


・日本人の影響力、反響に期待している?
オブリビオンの日本製MODはその界隈ではかなり有名。
オブリPC版は日本語対応していなかったが、その後の製品(Skyrim/Fallout4)で完全日本語対応したことに全く関連が無いとは断言できない。(MODはコンシューマでは使えないし)

もちろん、次の理由もあると思われる。



・Steam普及による洋ゲー普及度アップ?
Steamも10年前は誰も知らないレベルだったが、最近では大分普及が進んでいる(ように見える)
SNSによる情報共有も増えて、知らなかったゲームを知る機会が多い。
そうなると、それなりに洋ゲーを買う人もまあちょっとは増えたんじゃないかなぁ…(弱い)


・リスペクト?
洋ゲーも特にインディー中心に「日本ゲームリスペクト系」も増えていることも関連がありそう。
アンダーテイル→MOTHERなど
HyperLightDrifter→ナウシカ
ARPG系はゼルダライクやゼルダリスペクトが割と多い。
最近はJRPGリスペクトもちらほら見掛ける。


ちなみにアンダーテイルはGameMakerにおいてマルチバイト対応「化」が難しい兼ね合いから、対応は遅れた。(最初からマルチバイト意識して組むならともかく)




こう書いてみると、色々おま国の反証に「も」なる。海外とは事情が違うが。
逆に言えば、日本企業の余裕の無さにも見えてしまう。頑張って欲しい。
(出さないというのは、出したら色々困ってしまうということに見えてしまう)

海外同士でもおま国はあるが、共用語が英語なので、言語を外すという概念が起こりにくい。
そういう特殊さも、モヤモヤの原因と思われる。

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