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2019年9月21日土曜日

ゼルダの伝説 夢をみる島 リメイク版の感想など

早速購入。そしてクリア。
ネタバレはなるべく避けてるが、GB/GBC/VC版はやってるものとして書く。

■ビジュアル

・何故手書きアニメか、何故人形風モデルか

最初いきなりアニメでビックリするが、良く考えたらGB版も最初と最後だけややリアル調に描かれている。

つまり原作準拠であると言える。

加えて、なぜGB版もそこだけリアルかといえば、「夢をみる島だから」という考察が見えてくるのが面白いと感じた。

人形風はコンセプトお披露目時に面食らったが、プレイしているうちに違和感は一切感じなくなった。
草やオブジェの質感と合わせて、非常にしっくりくるデザインがなされている。

魚釣ったときのドヤ顔リンク好き


・モデルの見た目に反した、リッチな体験

目が黒い丸と聞いてどうかと思ったが、プレイ中、イベント中に違和感は無かった。
モデルが単純でも、エフェクト(ブラーやライティングなど)やシェーダなど、掛けられている技術パワーは十分に感じた。

その重厚さは、オクトパストラベラーに近いとも言える。

端のブラーが少し強すぎるくらいで、不足しているものや過剰なものはなく、統一感が高く上手に纏められている
(よくある、"とりあえずHDエフェクトにしてみました"とか、そういう類ではない)

決められたコンセプトからブレずに、洗練だけを突詰めたから成し得ていると思う。

■操作性

・ユーザビリティ

ゲームを「使う」時に感じるもの

ボタン配置
A:持ち上げ
B:剣
L:ダッシュ
R:盾
に割り振られたことで、煩雑な操作がなくなり、快適にプレイ出来るようになった。

ただ、今のところ配置換えやボタンパターンは(自由枠のXY以外)変えられない模様。
デフォルトのままで快適にプレイ出来たので、問題はなし。


床生成ギミック
GBC版で散々誤操作を連発したコイツも、今作非常にやりやすくなっていた。
具体的には、タイミング合わせなくても、事前に次の方向を決められる方式になって、事故りづらくなった。


ワープ
原作で相当イライラさせられたワープが、かなり使いやすくなった。
ヒレを取ったらさっさとマンボウ(ヒレのダンジョンの左)に行ってオカリナ曲をゲットすれば、どこからでもワープ可能に。
ワープポイントも若干増えてて嬉しい。

道を歩くのも良いけど、後半はファストトラベルさせて欲しいと思うゲームは多い。

・プレイアビリティ

ゲームを「遊び」、「体験する」時に感じるもの

判定周り
通常3D化となると、判定が曖昧になりがちだが、元々原作や神トラもドット単位の動作をしていたので、ほとんど原作と変わらない感覚でプレイ可能。

ジャンプ時の判定がまともになったので、羽根周りの曖昧さは新作の方が快適。
ジャンプ切りもスピード攻略時に重要だったり、快適さアップに繋がっている。

オブジェクト押したかどうかは、もちろんマス単位の移動になるので変になることもない。

一部無理矢理突破出来る場面もあるが、それは原作もそうだったし、ブレワイもそういう要素はあるので、むしろ戦術の幅だと言える。

クレーンゲームは怪しい物理動作もあるが、むしろクレーンゲームだからわざわざそうした可能性も有る
(その方がハラハラできて楽しい。原作は確実に取れすぎた)


SE
当然高品質なので、全般的に良い感じになっている
…と言えるが、ルピーの音だけは違和感が残った。キンキンって音


BGM
個人的には良い感じかなってアレンジ多め。
全体的にブレワイのように壮大さや優雅さが増え、原作の森BGMのようなメリハリはやや減った印象。

ちなみにパワーアップBGMが、イベントやボスBGMまで混ざってくるのも原作と一緒。
そこまで再現しなくていいのに。

■ゲームバランス

元々優れたバランスであり、本作も順当に良いリメイクと言える。

中盤以降ほぼ死ぬ事が無いのはゼルダシリーズ共通。

ハードモードがザックリしすぎているのもゼルダシリーズ共通か。

・ボスのHP

唯一気になったのは、ボスのHPが低い点。
デグテールに至っては、赤い服の剣2回で死ぬ
(そのため、ダンペイクエストは100%コイツをボスにしてる)

バランスは良いので、もう少し固くして貰って、戯れたかった。
(壺野郎は原作からしてテンポ悪いので、そのままでOK)

・デグテール

実は原作で一番死ぬのはLv1のデグテール戦だと思う。
1段階広いが、端は最初から全て穴になっていて、はね飛ばされたら大体下に落ちて、戻ったらボスの体力全回復で再開、と、結構辛い。
(♡3つだし)

本作は崩れる床があり、はね飛ばしも緩く、何より小回りしてるので逃げやすい。
かなり初期ダンジョン用に調整されていると感じた(良い意味で)。


■ゲームのノリ

・ゲストキャラ

原作共々従来のゼルダシリーズと比べても自由な作風で、ゲストキャラも知ってるものが多数ある。
しかし、今見ると一周回って最近流行りのスマブラのような同窓会感が出てしっくりくる。
やはり任天堂はこのことを予想していた…?🤔

・言い回し

当時の言い回しがそのまま出ており、妙な語尾とかもそのまま。
旧来のファンには嬉しいが、新規プレイヤーにはどう映るかな?

と思ったが、🦐も原作プレイ時からして既に(なんだこの言い回し?)と記憶に残ったので、問題無いと思う。


正直ホラー系が苦手なので、シリアスすぎる3Dシリーズはブレワイ以外結構敬遠してしまっていた
(ホラー要素以外は素晴らしいと思うけど)

木の実や不思議な帽子などの雰囲気もまた復活して欲しいなと思った。

■ボリューム、やり込み要素

・ボリューム

原作とほぼ同じなので十分。
久しぶりなので旧来ファンも手こずると思う(とはいえ結構隠し要素とかも覚えてる)

遊んでいて気づいたが、アクションアイテムは結構終盤で取れるというのがミソだなと思った。
焦らして焦らして、終盤一気に新アイテムで無双するというのが気持ち良い。
アイテムナシでも結構進めるのと、新アイテム入手後はかなり時短出来るというのも素晴らしいバランス。

・やり込み要素

秘密の貝殻やハートの欠片など、幾つか数が追加されている。
服のダンジョンは早い内に行けるので、Lv5前後で赤取っちゃうとその後楽になりすぎるので注意。

特筆すべきはダンペイダンジョン。

要するに"ゼルダツクール"なので、ある意味無限にゼルダを楽しめる。

ただ、発想力の薄い🦐などは、大体同じパネルや、何も居ないパネル使ってお題を淡々とこなしてるのはある。

パネルは通常攻略したダンジョンの一部なので、見知ったものが多く、新規パネルに期待したいところ。

■Pros/Cons

・良い点

+遊んでみると分かる、リッチなビジュアル体験
+良アレンジBGM
+ユーザビリティ/プレイアビリティが悉く改善。
+原作要素
 →やりがい、ハラハラ、不思議…などが良いバランスで詰まったダンジョン
 →マリンまわりのロマンス
 →飽きの来ない展開

 →などの名作要素が十二分に発揮出来ている。
+長くやり込める要素の追加(ダンペイ、追加ハート、追加貝殻、フィギュアなど)

・気になった点

-マップ切り替え時などに結構な頻度でFPSが落ちる
-ルピーの音がいつものじゃなくキンキン
-写真屋さんどこ…

正直上記"気になった点"は細事なので、基本プラスだったと言える。

■総評

名作を真っ当に名作としてリメイクされた名作。
かなり神経使って作られた様に見える。

探そうと思えば差異くらいはいくらでもあるが、ほとんどが良くなった点と言える。
個人的には大いに満足しているので、このままふしぎな木の実シリーズもリメイクされて欲しいと思える出来だった。
(特に時空の章は、敵味方サブ主人公いずれも思惑がハッキリしていて熱くて好き)



GBゲームを人形劇のようにリメイクするというのは、昨今の低解像度テクスチャ+高解像度描画のようなデザインのインディブームにも通じると感じる。
無理してリアル調、あるいは典型的なSDにせずとも、統一感やコンセプト優先の方が、体験としてはよりリッチになる。

ブレワイから突出して調和を意識しているようで、"とにかくエフェクト盛っただけの安っぽさ"が無い作品が増えていくだろうなと思えるのは嬉しい。

内容については、原作を散々プレイした🦐にとっては当然の如く名作としか言葉は出てこない。


■オススメ度

★★★★★
新旧いずれのファンにもオススメできる内容なので星5個中5個です

・原作ファンにとって

🦐は過去VC版を買ったものの、GBC版と全く同じ内容なので結局途中で投げてしまっていた。
しかし今回3D化されたことも理由の一つとして早速購入。
プレイ体験がリッチになっているのが嬉しくて、俄然やる気が出て一気に最後まで進められた。

懐かしむと言うより、"どこかで知ってた気のする新しいゲーム"を遊んでいる感覚を持ってプレイ出来た。

ワシの塔、カメイワは久しぶりにやったことを引いても相当迷ったので、歯ごたえは十分。

唯一足りないと思ったのは写真屋さんまわりくらいか
(一部は再現されているし、いずれも最高のシーンなので是非見るべき)

・新規プレイヤーにとって

ブレワイを見てるユーザにはおもちゃのようなSDに見えるが、単純なSDではなくシェーダやエフェクトをふんだんに使われている。
安易さは無く、人形劇らしさをひたすら追究して作られているように見えて、とてもプレイ体験として馴染む。

一部マップに原作通りの無意味な配置に見えるものもあるが、全体で見れば無意味なエリアがほぼ無いというのも、興味深い。
ゲームデザインにおいて非常に参考に出来る作品でもある。

■おまけ

そういうアレの視点

・豊富なやられボイス、演出、モーション

ブレワイもそうだったが、今作は"リメイク"に留まらず、リンクのやられ演出が豊富になっており良い。

深い水
溺れ声が複数パターンある上に迫真過ぎて…良い

溶岩
燃えて溶けてるのに、「アチチ!」と言っててわりと余裕あるのが何故か面白かった

投げ飛ばし
もがいて打ち付けられてバタッと倒れる
やはりNは性癖植え付けに余念が無い(断定

ライクライク
皆大好き半のみ君。
盾は簡単に取られないので頑張ってもがこう。
吐かれた後ぐったりしてるのがえっち。
やはりNは性癖植え付けに(2回目

おわり

2 件のコメント:

  1. メトロイドとかもちょっと性癖おかしくなりそうな気はするけど改めて書かれたらゼルダも大概だなーって。
    やはり任天堂の中でもこの二つはちょっと年齢層高めにイメージされてる作品だと思う…私はメトロイドのほうで拗らせた口である(

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    返信
    1. メトロイドとゼルダはリアル調なので、大人向けな表現も色々可能ですね。
      真面目に詳細まで描くだけで性癖は曲がりそう。 ゼルダに関しては、声優さんの演技も素晴らしい…!

      削除