とても面白かったので感想を書いておく
■概要
配置の妙
BotWも大概すごかったが、マリオも絶妙だった。常に後ろに何か見えるので、「次そこへ行ってみよう」という気分になる
疲れない、飽きない
シェーダやデザインは「シンプルながらもしょぼくない」「精密ながらも五月蠅くならない」を満たしており、要するにデザインレベルが非常に高い。
サンシャインのようにパステルっぽくない(おもちゃっぽくない)し、ギャラクシーのように目が回ることもない。
※ただし、カメラの上下旋回速度が遅いと酔うので、早くした方が良い。
親切だが過保護ではない
過去作と比べても親切な要素はとても多くなっている。(もちろんかんたんモード以外の話)
かといって、簡単すぎたり、不要な親切…ということもない。
その他
文中で記載■配置の妙
「何かやったあと、その場からちらっと何かが見える」という場面が至る所にあり、
「次どこへ行くか」
が湧きやすい。
非常に飽きの来ない配置になっている。
予想だが、全てのMoon配置場所には、そのは以後に何らかの注目ポイントがあると考えている。
(後ろの方に土管が見えるとか)
そのため、マップを開いたり次どこへ行くか…となるのは終盤Moonが500越えたあたりからになるので、それまでは延々と遊び回ることが出来た。
■疲れない、飽きない
FO4などはアクションのないテクスチャやオブジェクトがやたらあったりするので、精密精巧だが疲れやすいという問題もある。
(ただし、FO4はRPGであり、そう言うところも魅力の一つ。あくまで純粋なアクションとしての話)
「簡素ながらデザイン性が高い」というのはインディーゲームでも昨今非常に重要な要素である。
マリオは置いてあるオブジェクトにはほぼ全て意味が付いている。
純粋な飾りもあるが、そういうものにやたら隠しMoonが有るわけでもない。
かといって、フィールドがスカスカというわけでもない。
Moonはまだあるので、中身が無いと言うわけでもない。
飽きないについては、オープンワールドなどをしているとどうしても途中で「次なにやればいいか分からない」状態に陥る問題の話。
ジャーナルなどで管理するわけだが、マリオは配置の妙により常に何かありそうなワクワクが続く。
■親切だが過保護ではない
「親切」という基準は色々あるので、一個ずつ見ていく・コレクション
リストや月の石によるガイドで分かりやすい(マップマーカーはどのゲームでも必須だと思う)アクションは下手だったり飽きやすかったりした🦐でも、500ちょいまでは自力で何とかなった(600までは結構Moonを購入した)
・操作性
さすがに例えが古すぎるが、64や64DSマリオとでは操作のしやすさやミスの軽減やサポートが段違いである。要するに「登りやすく、落ちづらい」「無駄なウエイトが無い」
3Dアクションでは「操作ミスで落ちる」「壁に引っかかる」「登れない」などが新作でもちょくちょくあり、非常に大きいストレスになる。
「やたら滑る」「ブレーキが甘い」なども同様。
しかし今作は歩く走る飛ぶ全てに良い調整を見た。
(ブレーキが効きすぎるのも見た目的によろしくないので、そのバランスが肝心)
行動にほとんど無駄なウエイトが入らないため、「投げたジャンプにダイブしてジャンプする」というスーパーテクニックも非常にやりやすい。
🦐でも出来た。
(着地やぐるぐる走りなどに無駄なウエイトが入ると結構気になるが、本作はそういうのは無かった)
マリオのように高速プラットフォームでは、その一つ一つの動作に違和感や気になるポイントが出るのだが、本作はかなり極まっていると感じた
(サンシャインからやってないので、認識が古いだけかも)
■その他
・話の流れに違和感が無い
全体では「ピーチを助ける」で済む話だが、マリオDSなどは威嚇されただけで立ち止まるなど「ナンデ捕まえられないの?」という場面は多かった。今作はなぜクッパがそのエリアに来たのかや、どうやってマリオを追い払ったかがしっかり描かれているので、ストーリーとしてもしっくりきた。
エンディングではクスっと来た。
アクションでストーリー説明は軽視されがちだが、結構重要な点だと思っていて、「は?」ってなるような流れだと余韻に集中出来ない(と言うと大げさだが…)
■おわりに
欠点がほとんど思いつかない、完全無欠とすら言えるレベルの作品だった。何かもやるとすれば、それはプレイヤーのウデマエや600以降のMoon探しなどの問題になってくるだろう。
(さすがに600以降のMoonについて擁護するつもりはない)
ちなみに🦐はBotWクリアしてないです…(ライネル戦がしんどすぎる…
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